去る10月の下旬、私は実家に帰っておりました。
その際、「天竜峡」という近くの秘境(笑)に一人で電車に揺られながら行ってきました。
まずは、本当に家の近くの天竜川の様子。
何もない町です。この感じ、実はきらいじゃない^^
諏訪湖から流れ始める天竜川は、ここでは中流くらいです。
ここの地域だけ、川幅が広がっていて、こちら側と向こう岸はちがう町になります。
12時に駅へ向かい、電車に乗ろうとしたらまさかの一時間まるまる電車が走っていない事実!!!!
なんでしょうか?お昼休憩とかなの?相変わらずここは時間の流れが違うみたいです。
1時になりやっと電車がきました。
これから30分かけてどんどん秘境に入っていきます。
田舎の電車なので、席はボックスタイプ。
人もほとんどいません。
途中、どこかの小学生の授業とかぶったらしくて、終点までいっしょに乗って行きました。
男の子が私に興味深々で、ちょこちょこと覗いてくる。にこっと笑うと、恥ずかしがって隠れる…をずっと続けていました。(笑)私も声掛けなかった。
この地域は駅の名前がいろいろと奇妙で、「ケガ」「カナエ」「カラカサ」などといった面白い名前があります。
さて、長いと思っていた電車もすぐに終点「天竜峡」駅につき、今回の目的である天竜川のライン下りにでかけます。
この先で船に乗り込みます。ざっと見てわかるように、こういう観光モノはだいたい団体客しかいません。
このときも、私は一人で来ていたので、観光客のおばさん、おじさんに「どこから来たの?」「一人なの?」と根掘り葉掘り聞かれました。(根堀っつーのは分かる。すげーよくわかる!だがry)
こういう景勝地によくあると思うのですが、ここも実は自殺の名所でして。
観光協会の方には自殺者と思われ、観光客には失恋旅行か何かかと思われていました。
まだまだ私にはやることがたくさんあるから、今しぬわけにはいかんのです。
しかも遺品とか…考えただけでそっちの方が恐ろしい;;;;
おばさんたちの世間話に巻き込まれ、出港を待ちます。

この船に乗ります。
船頭さんが投網でもしかしたらかかるかも知れない鮎を獲っています。
でもこの夏の気候のせいで、今年は鮎が不作のようです。
こういう自然と直に向き合っている人たちは、ちょっとした変化も敏感に感じとって生きているので、話していてもとてもすがすがしいです。
東京の人とはやっぱり違う。どっちがいいとかじゃなくて、ああ、こんな生き方もあるのかなっていうかまあどうでもいいや!
この船頭さんはいちいちかっこよかったです。腕っ節一本で船を操る姿が最高!
はぁはぁ勇ましい。

ガイドのおねえさん。声のお仕事だから、べらぼーに声がいい!なめらかな声。空気にスッと挟まっていくような声…。
横のおじさんは船に酒を持ち込んでいた憎めないおじさん。
団体さんの仲間ですが、たくさん構っていただきました。
川から眺めた天竜峡。山水の世界です。
船に乗る前、この写真に写っている吊り橋を渡ってきましたが、落乱的に言えば「おしっこちびっちゃった;」ですかね?スリル満点でした^^
うねうね~;この川は川底が複雑になっているので、けっこう激流だったりします。
これでも大昔はもっと激流で、唯一の交通手段であった川下りの難所でした。
何十年か前にダムを作って川幅を広くしたんです。
人間が小手先でなにかをしても、けっきょく自然はなんでもない顔をします。
無為ってやつでしょうか。でも人間のたてた波紋は確実に残っているので、いつか反響が私たちに戻ってくるんだろうなぁと思います。
まぁ、それも自然だからそのまま流れていくのでしょうが。
ライン下りの途中あたりに、飲み物の売店がありました。
こういうセンス大好き!
酒とかビールとか酒とか…甘酒とか!!!(酒ばっかだよ)
船の売店って面白い。こういう感覚が、さすが私の地元って思います。
よく、ハジメさん変わってるね。とか言われるけど、私は精いっぱい「普通」の人に合わせているはずなのに…こう、妖怪とかが精一杯人間に化けてる感じ…結局化けきれないんだけど;
こういうセンスを根本に持ってるから、そりゃー人に合わせられないわ。と思いました。
もういいんだ。きっとこの先もこの変質的な部分は隠しきれないんだろうと、観念しました^^
日が山の向こうに沈んで、谷川に夕闇がかかったころ、無事に終点の船着き場につきました。
ここへ来るまで、車道はおろか人家はまったく見えず、船着き場には一応鉄道が通っているのですが、間の駅は「日本秘境駅」に数えられているという秘境っぷり。
利吉君の気持ちがわかる気がします。
そう、若いころは私だってシティボーイに憧れたもんです。
ちょうど電車がなかったので、どんだけ秘境なのかをさらしてみます。
電車は基本、単線です。

夕方で、しかも人家がないので人っ子一人いません。
妖怪とかが棲んでいてもかまわないって感じです。
ライン下りのお迎えバスが来ていたので、天竜峡の駅に帰って来て、したたかに冷えたのでコーヒーで休憩。
ほっこりします。
このお店は本当にいいコーヒーカップを使っていて、(たぶん個人でやっているデザイナーものな気がする)カップの口当たりがとてもよかったです。
コーヒーの味は…ふ、ふつう?素朴な…味でした。
コーヒーは、吉祥寺の「くぐつ屋」とか神保町の「さぼうる」がおいしいと思うんです。老舗ですね。
イイ感じに日も暮れたので、昼間来た道を帰っていきます。
ここまで一枚も自分が出ていなかったので(出なくてもいいんだけど)一生懸命角度を調整して、セルフタイマーwwwww
下から撮ってるのと安いカメラだからレンズが歪んでおりましてごにょごにょwwwwww
本当に一人って言う…。
この日もよく人に話しかけられた日でした。
帰りの電車で、高校生の帰宅時間とかさなり、終始ひそひそひそ…え、私に何かついてるんでしょうか…;
今住んでいるところでもそうだけど、人の顔をみてギョッとしないで…ううっ;
そんな感じで、のびのびになっていた川下りレポをやっとこさ上げられましたー。
今度は友達連れてきたいな。女の子ならうちのお父ちゃんも大歓迎らしい。もちろん私も大歓迎だ!^^
その際、「天竜峡」という近くの秘境(笑)に一人で電車に揺られながら行ってきました。
何もない町です。この感じ、実はきらいじゃない^^
諏訪湖から流れ始める天竜川は、ここでは中流くらいです。
ここの地域だけ、川幅が広がっていて、こちら側と向こう岸はちがう町になります。
12時に駅へ向かい、電車に乗ろうとしたらまさかの一時間まるまる電車が走っていない事実!!!!
なんでしょうか?お昼休憩とかなの?相変わらずここは時間の流れが違うみたいです。
1時になりやっと電車がきました。
これから30分かけてどんどん秘境に入っていきます。
人もほとんどいません。
途中、どこかの小学生の授業とかぶったらしくて、終点までいっしょに乗って行きました。
男の子が私に興味深々で、ちょこちょこと覗いてくる。にこっと笑うと、恥ずかしがって隠れる…をずっと続けていました。(笑)私も声掛けなかった。
この地域は駅の名前がいろいろと奇妙で、「ケガ」「カナエ」「カラカサ」などといった面白い名前があります。
さて、長いと思っていた電車もすぐに終点「天竜峡」駅につき、今回の目的である天竜川のライン下りにでかけます。
このときも、私は一人で来ていたので、観光客のおばさん、おじさんに「どこから来たの?」「一人なの?」と根掘り葉掘り聞かれました。(根堀っつーのは分かる。すげーよくわかる!だがry)
こういう景勝地によくあると思うのですが、ここも実は自殺の名所でして。
観光協会の方には自殺者と思われ、観光客には失恋旅行か何かかと思われていました。
まだまだ私にはやることがたくさんあるから、今しぬわけにはいかんのです。
しかも遺品とか…考えただけでそっちの方が恐ろしい;;;;
おばさんたちの世間話に巻き込まれ、出港を待ちます。
この船に乗ります。
船頭さんが投網でもしかしたらかかるかも知れない鮎を獲っています。
でもこの夏の気候のせいで、今年は鮎が不作のようです。
こういう自然と直に向き合っている人たちは、ちょっとした変化も敏感に感じとって生きているので、話していてもとてもすがすがしいです。
東京の人とはやっぱり違う。どっちがいいとかじゃなくて、ああ、こんな生き方もあるのかなっていうかまあどうでもいいや!
はぁはぁ勇ましい。
横のおじさんは船に酒を持ち込んでいた憎めないおじさん。
団体さんの仲間ですが、たくさん構っていただきました。
船に乗る前、この写真に写っている吊り橋を渡ってきましたが、落乱的に言えば「おしっこちびっちゃった;」ですかね?スリル満点でした^^
これでも大昔はもっと激流で、唯一の交通手段であった川下りの難所でした。
何十年か前にダムを作って川幅を広くしたんです。
人間が小手先でなにかをしても、けっきょく自然はなんでもない顔をします。
無為ってやつでしょうか。でも人間のたてた波紋は確実に残っているので、いつか反響が私たちに戻ってくるんだろうなぁと思います。
まぁ、それも自然だからそのまま流れていくのでしょうが。
こういうセンス大好き!
酒とかビールとか酒とか…甘酒とか!!!(酒ばっかだよ)
船の売店って面白い。こういう感覚が、さすが私の地元って思います。
よく、ハジメさん変わってるね。とか言われるけど、私は精いっぱい「普通」の人に合わせているはずなのに…こう、妖怪とかが精一杯人間に化けてる感じ…結局化けきれないんだけど;
こういうセンスを根本に持ってるから、そりゃー人に合わせられないわ。と思いました。
もういいんだ。きっとこの先もこの変質的な部分は隠しきれないんだろうと、観念しました^^
ここへ来るまで、車道はおろか人家はまったく見えず、船着き場には一応鉄道が通っているのですが、間の駅は「日本秘境駅」に数えられているという秘境っぷり。
利吉君の気持ちがわかる気がします。
そう、若いころは私だってシティボーイに憧れたもんです。
ちょうど電車がなかったので、どんだけ秘境なのかをさらしてみます。
電車は基本、単線です。
夕方で、しかも人家がないので人っ子一人いません。
妖怪とかが棲んでいてもかまわないって感じです。
ライン下りのお迎えバスが来ていたので、天竜峡の駅に帰って来て、したたかに冷えたのでコーヒーで休憩。
ほっこりします。
このお店は本当にいいコーヒーカップを使っていて、(たぶん個人でやっているデザイナーものな気がする)カップの口当たりがとてもよかったです。
コーヒーの味は…ふ、ふつう?素朴な…味でした。
コーヒーは、吉祥寺の「くぐつ屋」とか神保町の「さぼうる」がおいしいと思うんです。老舗ですね。
ここまで一枚も自分が出ていなかったので(出なくてもいいんだけど)一生懸命角度を調整して、セルフタイマーwwwww
下から撮ってるのと安いカメラだからレンズが歪んでおりましてごにょごにょwwwwww
本当に一人って言う…。
この日もよく人に話しかけられた日でした。
帰りの電車で、高校生の帰宅時間とかさなり、終始ひそひそひそ…え、私に何かついてるんでしょうか…;
今住んでいるところでもそうだけど、人の顔をみてギョッとしないで…ううっ;
そんな感じで、のびのびになっていた川下りレポをやっとこさ上げられましたー。
今度は友達連れてきたいな。女の子ならうちのお父ちゃんも大歓迎らしい。もちろん私も大歓迎だ!^^
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